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山本安志法律事務所

コラム

 遺産分割は、もっと柔軟性があってもよいのではないか

相続を争族にしないために、
 1 被相続人を面倒みた人を優遇できるようにしたら
 2 親の自宅を引き継いだ者には、不動産価格を低く査定してあげる
など、柔軟性のある解決ができないか、
本日の日経新聞で、税理士さんが、相続を争族にしないための提案をしていました。

1については、法律の制度として、寄与分がありますが、 裁判所は、全然、これを認めることはありません。
子供として、親の面倒みるのは当然であり、寄与分として認めることはありません
しかし、親の面倒をみるのは大変で、これを無視するのは、これが原因で、争族になることもめずらしくありません。

寄与の程度に応じて、寄与分を認めてあげるのが、実状に沿っていると思います。
また、相続財産が、不動産とわずかな現金の場合、その不動産を引き取るひとには、それなりの負担があるので、その分、評価を下げてあげることは、争族にしないための心遣いかもしれません。

相続を争族にしないためには、互いにゆずり合うことが、必要かと思います。


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